わたしたちについて
東北フードバンク連携センターでは、東北のフードバンク団体の活動支援を行うと共に、企業と団体とのコーディネートを行うことで、フードバンク活動を普及推進し、食品ロス削減・貧困問題解決を目指します。
現在、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う経済活動の縮小の影響により、収入が削減され日々の食事にも困っている方々が増えております。
この社会的課題を解決すべく、東北地方においては14のフードバンク団体が活動を行っています。
フードバンクとは企業や個人などから賞味期限内で食べられるにもかかわらず、規格外などが理由で販売出来ない食料を寄付いただき、必要としている方々へ無償で提供する取り組みです。この取り組みは報道等にも多数取り上げられており、社会的関心も高まっておりますが、配布する食料や活動資金の不足により支援が十分に行き届いているとは言えません。
この状況を改善すべく、当センターでは東北各地のフードバンク団体に代わって企業のみなさまへの連携の働きかけを行い支援の拡大と充実を目指すべく、2020年11月より仙台市にて活動を開始いたしました。
フードバンク活動とは
大きく食品を集める役割と、配布する役割があります。この仲介・流通を担うのが我々フードバンク団体です。
食品を集める仕組みとしては、企業などからの大口の食品寄付のほか、個人宅等で使わなかった賞味期限がまだ長い食品などを集めるフードドライブ(フードポスト)などがあります。
食品を配布する仕組みとしては、行政や社協、相談支援機関、子ども食堂などの場で配布できるように、機関・施設に食品を提供し、相談支援にあわせて食品配布をしてもらう形のほか、相談会などとあわせて食料配布するフードパントリー活動もあります。
東北フードバンク連携センターの目指す姿
東北フードバンク連携センターでは、各フードバンクの活動がやりやすくないように、現場をよく知るフードバンク団体同士が連携して、どこに寄付すればいいかわからないといった企業の相談にのったり、大口の寄付を複数のフードバンクに分配する仕組みをつくるなど、期限のある食品の、円滑な受入れをサポートしていきます。